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42号のワートリ(大規模侵攻㉑)

ジャンプ42号分、ワートリ最新話の感想記事になります。
短くなる予定です。


◆前回のなんとか
 ドヤ顔で『「盾」じゃなくて「甲」じゃないでしょうか』とか言ってた件ですが、1ページ目ではっきり「甲」って描いてありまして、ご指摘いただきました。読み落としだねうへへ。
 しかしこれはある意味見事に予想的中させたということで逆にすごいと言えるのでは。言えるのでは。


◆眼鏡
 修の輪郭が眼鏡で屈折してるの、細かいけど分かってるなって感じしますね。


◆ミデンのトリガーの厄介なところ
 ベイルアウトのことかなぁ、通信機能のことかなぁ、どれだろうと考えてましたが、もっと全体の特性の話かもしれませんね。
 ボーダーのトリガーが集団戦を想定して規格化されているというのは、以前レプリカ先生が言ってた話ですが、それに比べてネイバーのトリガーは少なくともこれまで登場したものは個人に合わせた一点ものという印象が強い。ボーダーが軍隊的なのに対して、ネイバーはジャンプの能力漫画的です。
 つまりボーダーのトリガーはネイバーのそれに比べて情報や連携を重視してるわけですね。
 葦原先生が「情報」「連携」をバトルの重要要素として考えていることは明白ですから(例えばランバネイン戦でも情報交換や作戦のシーンはしっかり描かれましたし、対エネドラではまず分析するところから始まりました。)、ハイレインはそれらの違いをさして「厄介なところ」と言ったかもなぁと思います。
 そう考えるとボーダーの発声せずに相談できる機能もその類ですね。アフトクラトル組はミラとハイレインが通信らしいことをしてますが、この組み合わせでしか見たことないし今週に限って確認しましたが発声もしてるみたいなので、やはりこの情報や連携という要素はボーダーが一枚も二枚も進んでいるようです。


◆ラービットパンチ
 やっぱそれ司令室の建物だったのか。本部の虎の移動回をちゃんと読んでればもっと早く気づくことができたかもしれない。
 しかしこれ考えてみれば「どうせ突破されるなら陽動に使おう」という策ですね。司令室に攻撃をされたらさすがにそれ無視して修助けるわけにはいかないもんな。仕方ないとはいえ当真さんばっちり引っかかってる。あれ、これ見抜いた古寺が奈良坂と二人で修のほうの戦場に登場するのあるんじゃね?
 
 どうでもいいけど、風間隊ならエネドラ型のラービットなんぞ楽勝だろうな。むしろパワーがない分プレーンより相性いいんじゃあるまいか。


◆ワープ弾
 ハイレインが魚弾をワープさせてるコマなんですが、なんでミラのワープのやつ2つ出てるの? ミラが常に手にもってるやつにしては、卵の冠との位置関係おかしいよねぇ。


◆三輪登場
 ついにでた。声でたわ。読んでたのオフ会の最中だったけど声でた。
 登場シーンから重苦しい空気すごい。そして回想シーンからの三輪キック。過去に色々あってひねてしまったダークヒーロー(ガン&ソードの二刀流)という中学二年生が初TRPGで作ったみたいなキャラクターしやがって。みろよ、あのハイレイン隊長すら呆けて聞き返すことしかできてないぞ。そりゃこれまで一糸乱れぬ統制に手を焼かされてきたところに、いきなり仲間割れ見せられたら無理もないわ。
 最後のコマも複雑な表情してやがりますね。一体三輪の心中はどうなっているのか。国語の授業よろしく挙げてみたいと思います。
 
 ・毛嫌いしている迅の予知の通りになど動いてやるものか、という反感
 ・命の危険が差し迫っているのに千佳を優先する修の表主人公力に対する驚き
 ・過去の甘えた自分に対する苛立ち
 ・ネイバーに対する憎しみ

 これぐらいでしょうか。今回これらの感情の発露として修がキック(FFTアルガスキックでいうところの3発目に相当する威力が予想されます)されたわけですが、「縋るな」という言葉は修ではなく過去の自分に向けたものかな、と僕は思います。修本人に対しては怒りや苛立ちというより、その表主人公力による想定外の言動に驚いているという感情が強いかなという見立て。
 本当に国語の授業みたいになったな。でも教科書と違って漫画は絵による情報が多いから、文章よりも各々の捉え方にブレが生じそうですね。
 
 
◆次回の話
 次回つって、たぶんコンビニいけばもう売ってるんですけど。
 1回休載を挟んだ上で次回が巻頭カラーということは、本来巻頭直前に持ってくる話が次にくるはずですね。つまり盛り上がる回の直前回になるんですが、しかし今後どう盛り上げていくんだろう。そもそもワートリはオチが予想しづらいんですよね。ボーダー側の勝利で終わるのか、修や千佳、あるいは三輪がアフトクラトルに連れ去られる展開になるのか。
 まぁ三輪一人でハイレイン&ミラに勝つというのは難しいと思うので、最低でも誰か駆けつけてくれないとまずい。誰かかけつける展開は大変熱くて巻頭カラーに相応しいのでそれはいいんですが、しかしここまでで駆けつける展開が連続しすぎて(玉狛、ユーマ&迅、A級三馬鹿、三輪)、巻頭カラーならもっと違うことでいいんじゃないかと思わざるをえない。
 じゃあ前回言ってた米屋(や三輪隊)が三輪に説教するパターンはどうかというと、アニメ直前でファンを一気に取り込みたいときにそんな胸熱は胸熱だけど新規がとっつきにくい展開はまずい。
 やっぱバトルだ。巻頭カラーで三輪(+誰か)vsハイレインをやる予定だったと考えて、次回はいい加減放置されきっているユーマと迅の戦場を畳みにかかるんじゃないかと思っておくことにします。

 

以下ワートリ以外のジャンプの話。
43号の話も含みます。

 

◆ハイファイクラスタ連載開始
 あんまり期待してないです。
 センスが合わないというか、全体的にカッコよく感じない。王道バトル読む上でこれは辛い。対象年齢が合わなかったということで仕方ないね!


暗殺教室(43号)
 ラストのアオリがおかしい。何漫画だよ!!
 
 何漫画だろ?


◆ソーマ(43号)
 やられたwwww完全におっぱいが脱ぐと思ってページめくったwwwwwww


◆斉木
 だが断るwwwやっぱり狙ってたのかこの髪型wwwww


◆三つ首コンドル
 42、43号のバトルは結構楽しく読めたので評価したい。

 

我ながらワートリとそれ以外の読み方の差がひどい。
これが信仰の為せるわざか。