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48号のワートリ(レプリカ③)

レプリカがぶん投げられる回。
例によって短く短く。


■C級スナイパーによる援護射撃
 まず、出穂ちゃんだけアイビスだから発射と弾道のエフェクトが違うのが細かいなと思った。
 で、整理したいのはなんでこいつらこんなところで援護射撃やってるのか、という話。
 米屋は戦っていたエネドララービットが基地屋上に転送された時点でフリーに。烏丸からvsハイレイン直前に言われた「かわりにC級連れて逃げてくれ」を実行したものと思われます。ということは引き連れてるC級も烏丸が守っていた連中ですね。
 出穂ちゃんは途中で烏丸やC級と別れて修&千佳のところへ。追ってくるラービットに反撃するもののかわされ、修に「うちらじゃ当てられない」と千佳のトリオンを使うことを説得していました。それから修と千佳が出水と組んでラービットを撃破したりハイレインに返り討ちにあったりしてるうちに、いつのまにかどこかへ。この時に米屋やC級と合流して一緒に基地へ逃げたものと思われます。
 
 ところが基地へは(おそらくエネドラによる通信室襲撃の影響で)入れない。やむなく次善の策で基地入口付近の建物へ避難していた、というところでしょうか。
 避難していたのに撃たせた動機としては、ハイレイン隊長は「本命はユーマ」と分析していますが、ユーマの行動が米屋に伝わっている可能性は低そうなので、素直に「三輪の援護をしようと準備させていたが修がピンチだったので撃たせた」あたりかと思います。


■風刃
 見開きでハイレイン隊長が斬られている問題のシーン。
 風刃強すぎ問題。位置さえ分かれば見えてなくても遠隔攻撃可能って、もうこれ戦略兵器じゃん。風間さんが4巻で言ってた『目の届く範囲どこにでも攻撃できる』ってのも間違えだったようです。というかそう分かって読みなおしてみれば4巻風間さんがやられる直前に『いずれ来る実戦に備えて手の内を隠していたわけか』って言ってるのそういうことですね、すごい今更感。
 残った弱点として考えられるのは「斬撃の伝播にタイムラグがあるから、動いてる目標に命中させるのは簡単じゃない」「残弾の補給にタイムラグがある」「(レプリカの与えた情報が高精度だっただけで)基本的に目視しないと遠隔斬撃は当たらない」ぐらいでしょうか。これ全部正解だったとしても要人暗殺が簡単すぎてちょっとどうなのというレベルですけど。
 今後なにかしらフォローがあることを期待してます。


■風刃の弾数
 迅の11発に対して三輪が6発なのは、慣れか、トリオン量か、相性か。
 個人的にはトリオン量がしっくりきますが、黒トリガーを「人間が命と引換えに作った、単なる道具ではない意識のあるもの」と考えれば慣れや相性が関わってきてもおかしくなさそうなところ。


■千佳の替え玉
 ここは正解でほっと一息。


■レプリカ先生
 こんなん泣くやろ


■「お、晴れた」
 今更だけど、大規模侵攻編中はずっと曇りでしたね。トーン貼り作業大変だったんだろうなぁ。アシスタントの皆さんお疲れ様です。演出のために妥協しない葦原先生すてきです。


■三輪が
 子レプリカを手に持ってますね。読み直してはじめて気づきました。落ちそうなのをキャッチしたのか、落ちたのを拾い上げたのか。どちらにせよ「らしくない」ことに三輪の心境の変化が感じられてニヤニヤしました。